ブログ

芸術に触れて。

こんにちは。

最近、休日でもブログのネタ探しに必死なわんちゃんです。

さて、皆様はゴールデンウィークをどのように過ごされましたでしょうか?

 

私は、家族揃って群馬にある母方の祖父母のもとへ帰省しました。

地元の人には申し訳ないですが、かなり田舎感が漂う場所なので、あまり行くところも、ブログのネタもなさそうだし、ただただのんびりしようと期待薄で到着。

ただ、日課のランニングは欠かせないと思い、走るコースを探すため周辺の地図を見て道を調べていると、なんと! 近くに群馬県立近代美術館なるものが!!

“これはいいネタになる!”との確信のもと、どうせやることもないので、とりあえず暇つぶしに行ってみました。

 

行ってみると企画展示として画家ルドゥーテの「美花選」という植物図鑑を中心とする内容が開催中。

正直、お花かぁ~と思いながら入ったのですが、私の単純さか、絵の魅力か、結局じっくりと鑑賞してきました。

描かれた草花の絵は銅版による凹版印刷(図鑑として出版するため)に手色彩を加えたものらしく、植物図鑑の科学的側面を越えて、美術作品として、とても美しく立体感がありました。また、技法の中で、版をつくる際に点描や細かな線の集合を中心に表現されているものがありました。現代のオフセット印刷の網点に近しい描かれ方をしているので、非常に興味深く鑑賞できました。さらに、その美しさだけでなく、図鑑として144点を描ききった創作活動の地道さと膨大さ、積み重ねた努力に深く感銘を受けました。

弊社でもお花を扱うお客様のパンフレットなどを制作・印刷していますが、華やかさの裏には、色合いへの配慮や構成やデザインへの気配りがあり、いつも以上に人の手がかけられています。なので、芸術家のルドゥーテが手によって色彩を施すという仕上げは、芸術的にみれば意のまま、感性のままの再現ができる素晴らしさがある反面、出版という部分ではとても大変だっただろうなと当時の苦労を思い、なぜか無性に感動してしまいました。

なんだかんだでルドゥーテの世界を楽しめて、またひとつ教養が深まり、良い時間が過ごせました。

せっかくなので、ルドゥーテと「美花選」について引用してみましたので、興味のある方は読んでみて下さいね。

 

 

以下、引用になります。


 

ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ(1759~1840)はその歴史の中で、最も人気のある画家の一人です。王妃マリー・アントワネット付きの宮廷画家となり、ナポレオン妃ジョゼフィーヌが蒐集したバラを描いたことで知られるこの画家は、描いた花々の優美さから「花のラファエロ」と称えられました。 『美花選』は、ルドゥーテが描いた様々な種類の花や果実144点を、優れた銅版技術によって出版した植物図譜です。(群馬県立近代美術館HPより引用

また、詳しくは今回の展示作品を所蔵するコノサーズ・コレクション東京のHPを見てもらえればと思います。

http://www.connoisseurs.jp/redoute_collection.htm


 

ちなみに、凹版印刷というのは、現代でも用いられているようで、パスポートや銀行券などの、精緻な線などの表現を得意としているみたいです。
技法的には版に彫り込んだくぼみにインクを埋め、表面の余分なインクを拭き取って転写するのだそうです。
凹版印刷やオフセット印刷の原理や仕組みは沢山の情報が溢れているので、それらについては機会があればまたブログで紹介していきますね。

それでは、また次回の更新まで。

 

 

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