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伝票
伝票印刷
複写伝票には、一番上の紙(上用紙)、間に挟まる紙(中用紙)、一番下の紙(下用紙)、それぞれ違う紙を使用します。伝票で現在主流なのが、ノーカーボン用紙を使用した(カーボン用紙を挟み込んで複写させる必要のない)伝票類です。1枚(複写なし)を単式伝票、2枚以上を複写伝票といいます。複写用紙には、青発色と黒発色のものがあり、複写用紙にも厚さ、色の種類があります。
使用内容には契約書、納品書、申込書、請求書など様々な複写伝票があります。
一般的には、複写の一番上が発行元の控えで、二番目以降はお客様の控えなどになります。お客様の控えになる複写用紙は用紙の厚さを厚くすることをお勧めいたします。
お客様により仕様が細かい場合もございますのでお問い合わせ下さい。
スタイル・形状
基本的にサイズは決まっていませんが、A6、A5、A4、B6、B5などの定型サイズが多く使われています。※サイズ変更可能です。
複写伝票の製本方式ご紹介
セットのり加工
複写1セットごとに四辺のいずれかを糊付けします。製本されている状態ではなく1セットごとバラバラになっています。「製本」とはイメージが違うかもしれません。1セットずつ使用する時はセットのり加工をお勧めします。
例:上辺を糊付けの3枚複写を500セットほしい場合
→3×500セット(セット天のり加工)
例:上辺を糊付けの3枚複写を500セットほしい場合
→3×500セット(セット天のり加工)
クロス巻き製本
保管・使用上バラバラにならないように針金でとじ、クロス巻きする製本方式です。針金で綴じてあるためそのままでは切り離せないので、記入の後切り離したい紙にはミシン加工を施します。2枚目はお客様にお渡しするので切り離す1枚目は控えとしてとっておきたい場合に、2枚目のみミシン加工を施した、とじ製本をします。
例:1冊に3枚複写が50セット入っているものを30冊ほしい場合 (左辺を綴じて、2枚目と3枚目を各お客様にお渡しする)
→ 3×50×30冊(2、3枚目ミシン加工入り 左とじクロス製本)
マーブル巻き製本
メモ帳や便箋のように1枚ずつ使用する単式伝票や、そのつど切り離して使用する複写帳票などに用いられます。断裁面をのりで固め、マーブル柄の紙を巻き付け製本する方式です。
例:1冊に2枚複写が30セット入っているものを100冊ほしい場合(左辺を綴じて、1、2枚目をそれぞれ2穴ファイルに保管する)
→ 2×30×100冊(左穴あけ2箇所加工 左とじマーブル製本)
伝票印刷の加工
伝票には製本加工以外にも様々な加工が施されます。伝票をより便利にする加工を紹介します。
減感
ノーカーボン用紙の特定の部分だけ発色を抑えたい(写らない)場合、そこに特殊な薬品(減感インキ)を印刷します。
穴あけ
穴、2穴等の穴あけ加工です。8cm間隔の2穴加工が一般的です。
ナンバリング
伝票に通しナンバーを印刷することです。(4桁~7桁)
ミシン
切り離せるようにミシン目を入れる加工です。一般に、2枚目以降にミシン加工をして、1枚目を残しておくために使われます。とじ製本とセットで用いられることが多いです。※伝票印刷はお客様により細かいご指示を頂くことがあります。例えば今まで使っていたものと同じように、などや用紙の色、厚さ、印刷色、ナンバリングの桁数、位置の指定など、初版制作には少々お時間がかかります。参考見本がある場合は1セットで結構ですので郵送にて弊社担当まで送っていただけましたら打ち合わせ、制作がスムーズになります。