みつわBLOG
10.112024
えっ!?「喪中はがき」がない??と慌てないために
10月から郵便料金が値上げされました。
郵便局からのチラシやニュースなどで多くの皆様がご存じのとおり、10月1日より郵便料金が改定されました。
まだまだ新額面のはがきや切手に見慣れない筆者です。新デザインの紙幣もまだまだ見るたびにおっ!と嬉しく思い、隣に知り合いや家族がいれば「やっぱ見慣れないよね」と声をかけてしまうくらいです。
郵便料金が値上がったことはかなり浸透していますが、まだ情報が浸透していない部分もあり、今回は喪中はがきに関する変更についてお知らせしたいと思います。
「喪中はがき(胡蝶蘭)」が廃止されました
10月1日の料金改定に伴い、いわゆる喪中はがきとして使用されてきた「胡蝶蘭」が描かれた通常はがき(及びインクジェット紙の通常はがき)が廃止されました。
胡蝶蘭の廃止に伴い、10月1日以降は、喪中はがきの代替として85円の通常はがき(折り紙の鳩のデザイン)及び通常はがき・インクジェット紙(折り紙の小鳥のデザイン)を使用することになります。
これも郵便の配達にかかる様々なコストが背景にあると考えられます。バリエーションを広くすればその分のコストがかかるのは想像に難くないですね。
郵便料金の値上げの背景は2024年6月13日発表の日本郵便株式会社のプレスリリースに記載されています。
1 背景
郵便サービスについて、日本郵便は、これまでも、手紙文化の振興その他の郵便利用拡大のための取り組みや、機械化その他の生産性向上による業務の効率化に取り組んできたところですが、昨今のデジタル化の進展などにより、郵便物数は、2001 年度をピークに大きく減少しており、今後も、右肩下がりの傾向が継続していくことが見込まれます。他方で、人件費、燃料費などの上昇、協力会社への適正な価格転嫁その他の調達コストの増加など、営業費用の増加が見込まれるところです。
日本郵便では、引き続き、賃上げや適正な価格転嫁の推進、郵便利用拡大のための取り組みを実施していくとともに、更なる業務効率化の取り組みを推進してまいる所存ですが、今後とも、郵便サービスの安定的な提供を維持していくためには、郵便料金の引上げをお願いせざるを得ない状況にあります。
こうした中、2024 年 6 月 13 日(木)に 25g 以下の定形郵便物の上限額を定めている郵便法施行規則の規定が改正されたことを受け、今回、郵便料金の改定を実施することとしたものです。
日本郵便では、今後も抜本的な DX や利便性・付加価値の高いサービスの開発・提供に取り組んでまいります。
ご利用の皆さまには、ご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。(2024年6月13日発表 日本郵便株式会社プレスリリースより)
喪中はがきなので通常はがきはちょっと…という方は――
そもそも販売されていないので抗いようもないですが、これからは時代の流れに即して”新しい常識”として送る側も受け取る側も理解を進めていくことになるのでしょう。
でもやっぱり、30代の筆者でもまだそれなりの抵抗があります。同様に、どうしても通常はがきに抵抗があるという方は、私製はがきを作成し、弔事用切手を貼付することをおすすめいたします。
料金改定前も弔事用として花文様がデザインされた63円切手が販売されていましたが、こちらは価格改定のあとも菊のデザインへ変えて85円普通切手として販売されております。
新料金のはがきや切手はコチラ(日本郵便のホームページ上のPDFへとリンクしています)
喪中はがきの印刷ならおまかせください
弊社では、”通常はがきに対応した喪中はがきのデザイン”、”弔事用切手に対応した絵柄・デザイン入りの私製はがき”、どちらもご用意がございます。
喪中はがきが必要になってお困りの際や急なご入用の際は、親身になって対応させていただきますのでいつでも弊社の営業スタッフにご相談・お問い合わせください。
ということで、今回は、喪中はがきに関する変更についてお知らせいたしました。
様々なものが値上がりするなかですが、株式会社みつわは良心的な価格と親切なサービスをご提供できるよう努めてまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。